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氏族の「伝統」を背負う貴公子の苦悩 日本史リブレット 鐘江宏之 山川出版社(千代田区)オオトモ ノ ヤカモチ カネガエ,ヒロユキ 発行年月:2015年01月 ページ数:103p サイズ:全集・双書 ISBN:9784634548107 鐘江宏之(カネガエヒロユキ) 1964年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は日本古代史。現在、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 奈良時代貴族社会への招待/1 名門貴族としての大伴氏/2 内舎人と貴族社会/3 地方赴任と中央政界/4 専制権力のもとで/5 議政官への道/6 天皇との衝突/家持の生きた貴族社会 「かりそめにも先祖の名を絶やすことのないようにせよ」。大伴氏の危機を察し、軽挙妄動を慎しむよう家持がうながした「族を喩しし歌」。しかし、その七年後、権威を振りかざす藤原仲麻呂に対し、志を同じくする他氏の数名とともにみずからも挑んでいた。権力を握る有力者の盛衰に翻弄されるなかで、一番の支えは、代々守りぬいた氏族の名誉と誇りだったのではないだろうか。疫病・政争・戦争のなかを生きぬいた、奈良時代貴族の生涯をたどってみたい。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧